遺族として葬儀に参列する際の服装は
2017年07月16日
故人の遺族として葬儀に参列する場合においては、お通夜葬儀を通して、黒のフォーマルな服装をすることが一般的です。男性は上下揃いのブラックスーツを着用するのがマナーです。ワイシャツは黒の無地、ネクタイ、革靴、靴下も勿論黒を選びます。
身だしなみとしてはひげを剃ること、髪を整えることも常識として覚えておきましょう。女性は膝がかくれる丈の黒いワンピースやスーツが一般的です。勿論和装でも良いですが、最近は減ってきている傾向があります。肌の露出は極力避け、夏場でも袖が長いものを着用しましょう。
親族の子どもの場合は園や学校の制服があれば制服を着て参列するのが一般的です。しかし、制服がない場合もあるでしょう。その際には黒や紺の地味な色のジャケットを着用し、それにあわせた黒や紺のズボンやスカートにしましょう。
靴などもあまり華美なものを選ばない様に気をつけます。会葬者として訪れる場合においては、通夜の時は必ずしも喪服である必要はありませんし、基本は、男性の場合は黒、濃紺、ダークグレーのスーツくらいでOKです。
目立たなければストライプが入っていてもよいとされています。急な知らせで、会社帰りに直接出向く時は、仕事で着ていたスーツでも問題ないとされています。女性に関しては、黒、紺、グレーのワンピースやスーツ、アンサンブルなど、シンプルで地味な色合いの物を選ぶことが大切です。しかし、最近は通夜であっても黒のフォーマルスーツを着用している人が増えています。